『使ったことがある』の先へ。AIを用いた開発プロセスを模索する開発合宿を開催!

リクルートや大手企業の実績多数!
ニジボックスの開発案件事例をご紹介!
こんにちは! ニジボックスのデベロップメント室でフロントエンドエンジニアをしている大石です。
ニジボックスでは、社員の技術向上やチームビルディングを目的として定期的に開発合宿を開催しています。
先日、同室でAIツールを活用した開発合宿が開催されましたので、その様子をご紹介します!
目次
開発合宿とは
チームごとにテーマに沿ったアプリケーションを丸1日かけて開発するハッカソン的なイベントです。定期的に開催しており、昨年の様子は以下の記事でご紹介しています。
ニジボックスのデベロップメント室のエンジニアたちは日本国内の各地で働いているため、今回も昨年と同様にオフライン&オンラインのハイブリッドでの開催となりました。現地にはグループ会社であるリクルートのakfm.sato(あっきー)さん(https://github.com/akifumisato/)もメンターとして参加いただきました!
今年のテーマはAIツールの活用!「AIツールを使ったことがある」の一歩先を目指す
今年の合宿は「AIツールの活用」を必須とし、最近話題になることの多いAIツールを使って開発を効率化することで、これまでよりも完成度の高いアプリケーションを開発することを目指す会として開催されました。
今回利用したAIツールは主に以下の2つです。
- 『Claude』(https://claude.ai/)
- 『Gemini』(https://gemini.google.com/)
昨年までの合宿では惜しくもアプリケーションを開発しきれず、一部未完成で終わってしまうチームもありました。
今年の開発合宿は、これらのAIツールに開発の一部をサポートしてもらうことで、ある程度複雑なアプリケーションでも作り切るところまでたどり着き、「AIツールを使ったことがある」の一歩先を目指すのが目標です!
当日までの流れ
開催にあたり、各チームは2週間前から顔合わせやチーム名の決定、当日の開発に向けたアイデア出しを行い、当日の開発を迎えました。
制作物テーマ例
- 撮影された写真からカロリーや栄養素を分析する、ヘルスケアサービス
- ペットを飼いたいユーザーの志向や要望とペットの特性を考慮した、ペットマッチングサービス
- Slackと連携しユーザーの志向を解析してタイプを判定する、社員間のマッチングサービス
どのチームも4〜5人の社員で構成されますが、おのおのが普段行っている開発業務は全く異なることも多く、互いのAIツール活用経験やノウハウを共有しながら当日までの準備を進めていきました!
当日の様子


[開会式の様子]
朝10時から開会式を経て開発を開始!
任意参加のイベントながら、会場参加者は50名弱、オンライン参加者は15名も集まり、各チームが一斉に開発を開始しました。

[開発風景]

[開発風景]

[開発風景(ホワイトボード)]
チームごとに配られたホワイトボードも活用しながら、あるチームは技術スタックを書き出し議論していれば、またあるチームは役割分担を行いどのようにClaudeを利用するか会話しており、チームによって進め方はさまざまな様子でした。

[豪華なお弁当]
12時、ランチタイムとなりましたが、既に開発に熱中し始めたチームも多く、なかなかお弁当を受け取りに来ないチームもありました……!
お弁当を食べ終わる頃には役割分担も終えたのかチーム内でそれぞれPCに向かう姿が多く見られました。

[開発風景]
また、この頃になるとアプリケーションの仕様を定め、実際にClaudeに与えるプロンプトの準備ができたチームも見られました。

[開発風景]
開発終了時間が近づくにつれ、次第に何時までには開発を終え、何時から発表準備に入るかを意識しながら開発を進め始めるチームも増え、ラストスパートの雰囲気となっていきました!
いよいよ成果発表の時間…

[発表の様子①]

[発表の様子②]

[発表順もAIで]
せっかくなので発表の順番も、Claudeで作成したプログラムで決定しました。
ここでは個人的に印象に残った発表物を2点紹介します。
①写真を撮るだけでヘルスケアチェック「食っちゃ寝ウォッチャー」

②絶対休ませるポモドーロタイマー

どのチームもアプリケーションとしてのコア機能はもちろん、データベースを用いた永続化やネットワーク対戦などの、前回までであれば開発しきれなかったであろう機能の開発まで進んでおり、AIツールを活用することで得られる開発スピードを感じられるものでした!
また、慣れないAIツールの活用ということもあり、役割分担やAIの生成したアプリケーションの不具合対応といった共通の課題も見られました。
発表会の後は、そのまま懇親会へと移行し、立食形式で親睦を深めました!
振り返り
活用が期待される一方、実際に活用できている場や、具体的な活用方法がまだ広くは広まっていないAI技術について、各チームが試行錯誤しながら開発することで、ナレッジがたまった会でした!
各チームの発表を振り返ると、活用方法はもちろん、課題点も明確になっており、それぞれが今後の業務でAIツールを導入、活用していく上での足がかりになっていくと良いなと思いました!
日々進化している技術であり、また開発合宿を行う際には活用方法も合わせて洗練されていると考えると、次回の開発合宿が楽しみです!
以上、開発合宿の紹介でした。
ニジボックスでは、『Japan Node.js Association』の代表理事であり、『JSConf JP』のオーガナイザーとしても知られる古川陽介がデベロップメント室の室長を務め、ReactやTypeScriptなどモダン開発における技術力の向上と実践に力を入れてきました。
今回紹介したような定期的な開発合宿の他、グループ会社である株式会社リクルートのエンジニアが実施する研修に参加する機会もあり、大規模サービス運営の豊富な知見に触れられる環境です。
また、ニジボックスが注力している開発改善プロセスの効率化「Growth Development」や、モダンフロントエンド開発の事例・プロセスを紹介した資料もございます。お気軽に資料をダウンロードいただき、情報収集にお役立てください!
資料を通じて私たちの取り組みや成果をぜひご確認いただき、今後のプロジェクトにおいてもご一緒できる機会があれば幸いです。
以下よりぜひお問い合わせください。
監修者
古川 陽介
複合機メーカー、ゲーム会社を経て、2016年に株式会社リクルートテクノロジーズ(現リクルート)入社。 現在はAPソリューショングループのマネジャーとしてアプリ基盤の改善や運用、各種開発支援ツールの開発、またテックリードとしてエンジニアチームの支援や育成までを担う。 2019年より株式会社ニジボックスを兼務し、室長としてエンジニア育成基盤の設計、技術指南も遂行。 Node.js 日本ユーザーグループの代表を務め、Node学園祭などを主宰。


