株式会社リクルートスタッフィング

株式会社リクルートスタッフィング
BtoB集客ランディングページ(LP)の改善
1.プロジェクト概要
ニジボックスの知見を踏まえた定性分析を通して、
A/Bテストを3か月間で4回実施。CVRの改善率115%を達成。
株式会社リクルートスタッフィング様(以下、リクルートスタッフィング様)は、ランディングページ(LP)を活用した、自社派遣社員紹介サービスへの集客を実施されており、その改善を検討されていました。
ニジボックスは、LPの効果を最大限に高めるため、定性観点での課題抽出から改善策の実装までを一貫してご支援いたしました。
また、スピーディーな実装〜検証を繰り返すべく、ディレクターのみならずテクニカルディレクターもフロントへ立ち、リクルートスタッフィング様と密なコミュニケーションを取れる体制を組みながらプロジェクトを進行しました。
以下は、ご提案の段階で実施させていただいた定性(ヒューリスティック)分析結果のシートです。社内のクリエイティブメンバー10名で分析会を開き、課題抽出を行ないました。
アウトプット

プロジェクト全体像
- プロジェクト実施内容
- ・課題調査
- ・要件定義(要件の整理、IA設計、WF作成)
- ・デザイン作成
- ・フロントエンド実装
- ・動作検証
- プロジェクト期間
- 2021年1月〜2021年3月(3ヶ⽉)
- 体制
- クライアント
- ・株式会社リクルートスタッフィング様
- ニジボックス
- ・ディレクター:1名
- ・テクニカルディレクター:1名
- ・フロントエンドエンジニア:1名
- ・デザイナー:1名
- ・セールス:1名
2.プロジェクト背景
クライアントの「BtoB集客LPのコンバージョン(CV)を年度内に最大化する」という目標の達成に向けて、スピーディーな仮説立てと検証を行いました。
また、実装時の制約を踏まえた施策もご提案し、高速なPDCAによる実装を行ないました。
3.プロセス
- 1)ヒューリスティック分析
- 2)技術調査・要件定義
- 3)施策実行(WF作成~実装)
- 4)モニタリング
- 5)2~4の繰り返し
1)ヒューリスティック分析
最初に現状の改善点を探るために、ヒューリスティック分析を実施。
機能、デザイン、コンテンツなど様々な観点から導き出した30件近い課題を、開発工数や効果へのインパクトを基準に優先度をつけてご提案いたしました。
2)技術調査・要件定義
Webディレクターに加え、エンジニア経験が豊富なテクニカルディレクターをアサインし、実装時の実現可能性を検討する技術調査をスピーディーに進行しました。調査結果はリクルートスタッフィング様との週次定例で報告し、その場でご一緒に要件定義をさせていただきました。
3)施策実行(WF作成~実装)
状況により要件を変えざるを得ない場合には、制作現場と営業スタッフがスムーズに連携し、開発工数やスケジュールなどの制約を踏まえた対応方針を速やかにご提案。クライアントとも密なコミュニケーションを保つことで、スピードを落とさずにプロジェクトを進行することができました。
4)モニタリング
施策実施後はリクルートスタッフィング様とご一緒に改善状況を確認いたしました。
改善にあたっては、モニタリングを続けながら細かく改修を加えていく旨のご要望をいただきました。第一フェーズのモニタリングをしながら、CV数向上に寄与すると考られる数値を軸に第二フェーズの技術調査・要件定義を行っていくなど、フェーズを途切れさせることなくプロジェクトを進行いたしました。
最終フェーズでは、ニューノーマルな時代に即した新規コンテンツもご提案させていただき、UI改善に留まらずコンテンツ領域でもご支援させていただくことができました。当初ミニマムな施策からスタートした本プロジェクトでしたが、3ヶ月を迎えた時点ではフルリニューアルという形で、LPの効果を最大限に引き出せる状態を創りだすことができました。
4.結果
CVRの改善率115%
ヒューリスティック分析を用いた高速PDCAによる改修によって、CVRの改善率115%を達成することができました。
リクルートスタッフィング様からも、制作スタッフも含めた週次定例ミーティングを始め、現場との綿密なコミュニケーションができたためスムーズにプロジェクトが進行できたと、ご好評をいただきました。