【File.03】新人webディレクターが先輩に聞いた「ディレクターの仕事は考える前に〇〇ことだ!」
みなさん、こんにちは。
ニジボックスでディレクターをしております、タナカです。
おかげさまでインタビュー企画も第3弾になります。
さて、もう入社から一年が経とうとしています。早いですね。
最近は嬉しいことに、自分の仕事の幅が増え、色々な案件にも関われるようになってきました。
改めてニジボックスが”モノづくり”を軸に様々な事業やサービスを展開しているかを知る毎日です!
そう、実はニジボックスには事業やサービスと同様に様々なディレクターがいることをご存知ですか?
その中の一つに新規事業開発の制作指揮を担う部署があります。
そこで今回は、Webディレクターの先輩の行きつけのお店に付いて行って、改めてディレクターの仕事の考え方やアレコレを学んでいきたいと思います。
(写真上:吉川さん 写真下:タナカ)
目次
漫画家からwebディレクターになる道のり?
タナカ:よろしくお願いいたします。
普段、お話しできる機会が少ないので、すごく嬉しいです!
改めて、自己紹介をお願いいたします。
吉川さん:よろしくね、吉川です。
今は新規事業開発をメインにしたwebディレクターをやってます。
タナカ:初めに一つお聞きしたいんですが、吉川さんの行きつけのお店って…ここですか?
吉川さん:そうだよ。
タナカ:ここ、××(某有名居酒屋)ですよね!?
吉川さん:うん、そうだよ!(笑)
漫画の仕事してるときから、かれこれ10年くらい通っているかなぁ。
タナカ:吉川さんって漫画家だったんですよね?
吉川さん:そう、昔は週刊誌とかに連載漫画を描いてたよ。
タナカ:週刊誌の連載を持つなんてめちゃめちゃすごいですね!
そこからどうして、webディレクターに転職されたんですか?
吉川さん:漫画とは別の仕事をしようと思った時、ニジボックスと出会ったのがきっかけかな。
タナカ:それまでにディレクターの経験は?
吉川さん:いやいや、全くないよ。
だから、最初は漫画家時代の経験を生かして、ゲームのイラストレーターをしたり、ゲームのモーションをつける仕事をしてたかな。
タナカ:最初はクリエイターとして仕事をされていたんですね。
ディレクターへの転機となったキッカケはありますか?
吉川さん:転機は正直ないかな。
最初はイラストレーター、そこからデザイナー、フロントエンジニア、ゲームプランナー等いろいろ経験させてもらって、自分の仕事の幅が広がってきて、いつの間にかディレクターって呼ばれるようになったかな。
タナカ:なるほどです、少しずつ仕事が大きくなっている感じですね!
吉川さんは当時から、ディレクターになりたいっていうキャリアプランをもたれていたんですか?
吉川さん:いや、全然なかったね。
今、自分がいる組織やチームにとって何が必要か、どんな人間であるべきかって考えているうちに、社内で職を転々としてて、気づいたらディレクターという仕事となっていた。
タナカ:奥が深い…カッコイイです。
吉川さんにとって、ディレクターになる一番の近道って何だと思いますか?
吉川さん:多分、近道とかないと思うよ(笑)
自分にとって何でもできる人、何でもやる人=ディレクターって考えてる。
だから目の前にある仕事をひたすらこなしていく、やり続けることが大事なのかもね。
「考える」より大切な仕事とは
タナカ:僕の中で吉川さんと言えば、あいあい自動車との関わりが深いっていう印象があります。
あいあい自動車への吉川さんへの関わり方について聞かせてください。
吉川さん:あいあい自動車のサービスを運営していくにあたって必要だった「予約システム」の開発周りのディレクションを担当しているよ。
予約システムを作るにあたって、まず自分が着手したのは事業起案の方の話を「聴く」ことだったかな。
タナカ:「聴く」こととは?
吉川さん:どんな仕事にも通じることだと思うけど、webディレクターとして、その事業やサービス、は何がゴールで、そのゴールに向かって、自分たちの制作チームがどうコミットできるのか、「考える」仕事に入る前の仕事だよ。
タナカ:「考える」仕事の前に「聴く」仕事があるんですね。
吉川さん:そうだね。
タナカ:吉川さんがディレクターとして、その2つが一番大事だと考える理由は何ですか?
吉川さん:事業の目的に沿って、エンドユーザーに一番いい体験をしてもらう設計をすることがディレクターは大事で、その上で事業の目的からはずれてもいけないし、エンドユーザーを無視して事業優先になってもいけない。
その2つを両立させるために、きちんと聴いて事業の本質を理解した上で、エンドユーザーに最適な体験を考えることが大事だと思う。
タナカ:なるほどです。ついつい自分は聞いた気、考えた気になっていた気がします。
Webディレクターだから面白いこと
タナカ:吉川さんがニジボックスのwebディレクターとして面白いと感じることって何ですか?
吉川さん:やっぱり、ユーザーの”生”の動きを見れた時だよね。
あいあい自動車なんかは特にそうだけど、もちろんユーザーによろこんでもらえるものを考えて作ってはいるんだけど、そこには確証は無くて、実際に使っている方が喜んでくれた時は、本当にうれしい瞬間だね。
タナカ:なるほど、やっぱり目の前で得られる感動って代えがたいんですね。
ありがとうございました!
インタビューを終えて
他の部署の先輩がどんな仕事をされているのか、ついついそこばかりを気にしていましたが、内容だけでなく
どんなマインドで仕事をされているかを知ることがとても大切だと知るきっかけとなりました。
そこでの仕事に至るまでの吉川さんの経験をお聞きできたことは今の自分にとっては学びがとっても多かったです。
僕も早く行きつけを作れる余裕を持ちたいと思う、非常に濃密な一夜でした。
吉川さんやあいあい自動車についてもっと知りたい方はこちらへ>
本日の学び
- 目の前のことに真摯に向き合うこと
- 考えるな!ますは聴くべし