NIJIBOX

【2024年最新】グロースハックを効率よく学べる本おすすめ厳選10冊

【2024年最新】グロースハックを効率よく学べる本おすすめ厳選10冊

ニジボックスのUI UXノウハウや案件事例をご紹介!


企業が成長していく中で、マーケティングは必要不可欠です。
しかし、マーケティングといってもやみくもにリサーチをしたり、施策を実行したりすればいいというものでもありません。

そこで、近年注目されているのが「グロースハック」です。
グロースハック(Growth Hack)とは、「プロダクトを成長させるため、継続的に検証・改善を続ける」ことを指す考え方を指します。

本記事では、グロースハックを学ぶためにおすすめの本を紹介します。
本記事で紹介する内容を参考に、グロースハックを実践してみてください。

グロースハックの基本情報やメリット、実践ステップなどについて知りたい方は、下記の記事をぜひご覧ください!

本でグロースハックを学習するメリット4点

グロースハック_本で学ぶメリット


ここからは、本でグロースハックを学習するメリットについて解説していきます。

1. 現場では得られない知識を吸収できる

グロースハックを本で学習するメリットの1つ目は、現場では得られない知識を吸収できることです。

まだ一般的とは言いづらいマーケティング手法であるグロースハックは、現場から学べることがそれほど多くはありません。
また、人づてに学べたとしてもそれが本当に正しいのかどうかを見分ける術も乏しいと思います。

しかし、専門家が書いた本から学べば、現場では得られない、体系立てられた知識を吸収することが可能です。
専門家の知見やノウハウ、実例を学びイメージすることで、これからグロースハックの知識を身につけるための適切なスタートを切ることができるのではないでしょうか?

2. 正しい知識を順序立てて身につけることができる

グロースハックを本で学習するメリットの2つ目が、正しい知識が身につくことです。

何かを学ぶ方法として今やインターネットは非常に有効なツールです。
しかし、インターネットで得られる情報は正確性が高いものばかりではなかったり、断片的であったりするため、正しいかどうかを自分で調査・判断する必要があります。
それに対して本は情報の正確性が高く、一冊の中で一連の情報が紹介されていることが多いため、本で学習することで、確かな知識が身につきます。

また、本は専門家が分かりやすく書いているため、グロースハックを基礎から順序立てて学ぶことが可能です。

3. 自分のペースで進められる

自分のペースで学習を進められる点も本で学習する上でのメリットと言えます。

職務の知識を現場で学べる職種も多いですが、グロースハックを現場で学ぶ機会は少ないでしょう。
また、セミナーや勉強会で学ぶことも有効ですが、開催時間が決まっている上、自分が望んだ内容を学べるかは不透明です。

しかし、本であれば自分のペースでグロースハックについて学習できます。
スキ間時間でも学習できるため、コツコツと知識を身につけたい方は本から学ぶことがおすすめです。

4. 付随する知識を得ることができる

4点目のメリットは、目的の情報に付随する情報を得ることができるということです。

本はグロースハックに関する記載だけではなく、それを説明するための知識や情報についても紹介されていることがあります。
断片的に勉強をしている場合には得られない付加価値であり、より知識を深めるきっかけとなるでしょう。

グロースハック初心者におすすめの本5冊

グロースハック_初心者におすすめの本


ここからは、グロースハックを学習する上でおすすめの本を紹介します。
まず、グロースハックをこれから学びはじめる初心者の方向けの5冊です。

1. いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略

グロースハック初心者の方におすすめする1冊目の本は金山裕樹氏と梶谷健人氏の共著、『いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略』です。

著者の1人、金山裕樹氏はVASILYやZOZOテクノロジーズ、ZOZO NEXTなどの代表取締役を務めた実業家として知られています。
もう1人の著者である梶谷健人氏は数々の企業でグロースハックを実践し、コンサルティングを務める日本でも指折りのグロースハックの専門家です。

『いちばんやさしいグロースハックの教本』は2人の経験をもとにグロースハックについてすぐに役立つ実践方法を体系的に解説している1冊となっています。
タイトル通り、グロースハックをはじめたばかりの人やこれから取り組もうという方でも、読みやすく知識を身につけやすい1冊です。

■参考書籍:
インプレス、金山 裕樹,梶谷 健人 著(2016)、『いちばんやさしいグロースハックの教本 人気講師が教える急成長マーケティング戦略』

2. スタートアップで知っておきたい知識・グロースハック手法入門

グロースハック初心者の方におすすめする2冊目の本は、寺井大樹氏の著書『スタートアップで知っておきたい知識・グロースハック手法入門』です。

著者の寺井大樹氏はソフトバンクやdely、ミツモアにてエンジニアとしてさまざまなアプリケーションの開発に携わりました。
特にdely在籍時に開発に携わった料理レシピ動画サービス「クラシル」はGoogleから表彰された実績もあります。

『スタートアップで知っておきたい知識・グロースハック手法入門』は効果のあったグロースハックのエッセンシャルが簡潔にまとめられた1冊です。
効果的だったグロースハックの実例やスタートアップの知識などが知りたい方や、新しいことをはじめたい方にうってつけの1冊です。

■参考書籍:
Amazon Kindle、寺井大樹 著(2019)、『スタートアップで知っておきたい知識・グロースハック手法入門』

3. グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン

グロースハック初心者の方におすすめする3冊目の本は梅木雄平氏の著書、『グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン』です。

著者の梅木雄平氏は、ベンチャーキャピタルやスタートアップ企業での勤務を経て、現在はWebメディアの運営を行う実業家です。数多くの企業の成長に携わってきた著者は、現在もスタートアップやIPOに関する情報を発信しています。

梅木氏の書いた、『グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン』は数々のグロースハックの実例を挙げた1冊です。
どのように企業やサービスが成長したかが分かりやすくまとめられているため、自分の目指す形を見つけやすいでしょう。

■参考書籍:
ソーテック社、梅木 雄平 著(2014)、『グロースハック 予算ゼロでビジネスを急成長させるエンジン』

4. Hacking Growth グロースハック完全読本

グロースハック初心者の方におすすめする4冊目の本は、ショーン・エリス氏とモーガン・ブラウン氏の共著『Hacking Growth グロースハック完全読本』です。

モーガン・ブラウン氏はFacebookでプロダクトマネジャーを務めた、優れたグロースハッカーです。2人が共著した『Hacking Growth グロースハック完全読本』はゼロからグロースハックを学べる1冊です。本書を読めばグロースハック未経験の企業でもすぐに専門家を育成できるため、グロースハックのスタートに最適と言えます。

■参考書籍:
日経BP、ショーン・エリス,モーガン・ブラウン 著、金山 裕樹 監修、門脇 弘典 翻訳(2018)、『Hacking Growth グロースハック完全読本』

5. デジタルマーケティングの定石

グロースハック初心者の方におすすめする5冊目は垣内勇威氏の著書、『デジタルマーケティングの定石』です。

著者の垣内勇威氏はさまざまな企業でマーケティング業務に従事し、現在はWACULテクノロジー&マーケティングラボの所長、WACULの代表取締役を務めています。また、垣内氏は経済紙やオンライン講座でマーケティングに関するさまざまな情報を発信し、マーケティングの発展に寄与しています。

『デジタルマーケティングの定石』は、垣内氏が培ってきた知見が分かりやすくまとめられています。垣内氏の膨大な分析データと知見から放たれるこの1冊は、初心者でも読みやすいでしょう。

■参考書籍:
日本実業出版社、垣内 勇威 著(2020)、『デジタルマーケティングの定石』

グロースハック上級者におすすめする5冊

グロースハック_上級者におすすめの本


ここからは、グロースハックを現在実践している上級者向けの本5冊を紹介します。

1. グロースハッカー 第2版

グロースハック上級者の方におすすめする1冊目の本はライアン・ホリデイ氏の著書、『グロースハッカー第2版』です。

著者のライアン・ホリデイ氏はアメリカの作家で、メディア戦略家でもあります。
企業のマーケティングディレクターも務めるなど多才な人物として知られています。

『グロースハッカー第2版』は、グロースハッカーがとるべき手法と考え方を分かりやすく解説しています。
世界的大企業の事例や、著名なグロースハッカーへのインタビューなど、グロースハックを深く理解するための上級者にとって最適な1冊です。

■参考書籍:
日経BP、ライアン・ホリデイ 著、加藤 恭輔 解説、佐藤 由紀子 翻訳(2015)、『グロースハッカー 第2版』

2. グロースマーケティング(Growth Marketing)

グロースハック上級者の方におすすめする2冊目の本は株式会社DearOne著、『グロースマーケティング(Growth Marketing)』です。

株式会社DearOneはNTTドコモの子会社で、企業の課題解決を中心としたマーケティング戦略を専門に行っています。
マーケティング戦略の他にもアプリケーション開発を主な事業とし、海外企業とも提携するなど幅広く事業展開を行っています。

『グロースマーケティング』はグロースハックより上位の概念である、グロースマーケティングについて書かれた本です。
グロースマーケティングとは何か、どうすればより効果的なマーケティングができるのかなど、グロースハッカーとしてさらなる高みを目指す方におすすめの1冊です。

■参考書籍:
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、株式会社DearOne 著(2021)、『グロースマーケティング(Growth Marketing)』

3. LeanAnalytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法

グロースハック上級者の方におすすめする3冊目の本はアリステア・クロール氏とベンジャミン・ヨスコビッツ氏の共著、『LeanAnalytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法』です。

アリステア・クロール氏は20年以上にわたり、マーケティングやスタートアップ支援に携わってきた企業成長のプロフェッショナルです。
ベンジャミン・ヨスコビッツ氏はカナダの実業家でスタートアップ企業の支援を行ってきたシリアルアントレプレナーでもあります。

『LeanAnalytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法』は幅広いサービスについて分析されています。
グロースハッカーとして分析力を高めたいという方に特におすすめですが、内容の方向性から上級者向けの1冊です。

■参考書籍:
オライリージャパン、アリステア・クロール,ベンジャミン・ヨスコビッツ 著、林 千晶  解説、エリック・リース 編集、角 征典 翻訳(2015)、『LeanAnalytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法』

4. ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜

グロースハック上級者の方におすすめする4冊目の本は須藤憲司氏の著書、『ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜』です。

著者の須藤憲司氏はリクルートに入社後、史上最年少でリクルートマーケティングパートナーズの執行役員に就任しました。
しかし、優れたグロースハッカーでもある彼は現場で仕事がしたいと思い役員を辞任します。
そして、アメリカでマーケティングサービスを提供する企業を立ち上げました。

須藤氏の書いた『ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜』は彼の考え方に基づき書かれています。
現在グロースハッカーとして活動する方には最適な1冊です。

■参考書籍:
幻冬舎、須藤 憲司 著(2020)、『ハック思考〜最短最速で世界が変わる方法論〜』

5. Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール

グロースハック上級者の方におすすめする5冊目の本はニール・イヤール氏とライアン・フーバー氏の共著、『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』です。

著者のニール・イヤール氏は作家、ビジネスコンサルタントの傍ら、スタンフォード大学経営大学院とハッソ・プラットナー・デザイン研究所で教鞭(きょうべん)をとっています。

両氏の書いた『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』は、心理学とデザインを掛け合わせたグロースハックについて書かれています。ただし、グロースハックについて一通りの知識が必要なため、上級者向けの1冊です。

■参考書籍:
翔泳社、ニール・イヤール,ライアン・フーバー 著、Hooked翻訳チーム,金山 裕樹,高橋 雄介,山田 案稜,TNB編集部 翻訳(2014)、『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』

まとめ

本記事では、グロースハックについて概要と学ぶメリット、おすすめの本を紹介しました。
初心者向けも上級者向けもそれぞれ分かりやすくグロースハックを学ぶ上でためになる本ばかりです。
気になった方はぜひ読んでみてください。

グロースハックはインターネットサービスを中心に広がっていますが、さまざまな業種で使える有効なマーケティング手法です。
グロースハックを取り入れた企業には、劇的な成長を遂げる可能性があります。
ぜひ、本記事を参考にグロースハックに取り組んでみてください。


ニジボックスは、リクルートの新規事業研究機関から誕生した経緯があり、UXデザインやデザイン思考をはじめとするさまざまなビジネス手法を実際にリクルートの事業でも数多く実施し、検証を重ねてきております。

下記の資料では、ニジボックスがクライアント課題に伴走する中で磨き上げてきたUXデザインのプロセスや支援事例の一端を資料として一部ご紹介しています。
ご興味を持たれた方はぜひ、下記ダウンロードリンクよりご参照ください!

実績資料DLバナー

監修者
監修者_丸山潤
丸山 潤
元ニジボックス 執行役員、TRTL Studio株式会社 CEO、その他顧問やエンジェル投資家として活動

コンサルティング会社でのUI開発経験を持つ技術者としてキャリアをスタート。リクルートホールディングス入社後、インキュベーション部門のUX組織と、グループ企業ニジボックスのデザイン部門を牽引。ニジボックスではPDMを経てデザインファーム事業を創設、事業部長に就任。その後執行役員として新しいUXソリューション開発を推進。2023年に退任。現在TRTL Venturesでインド投資・アジアのユニコーン企業の日本進出支援、その他新規事業・DX・UX・経営などの顧問や投資家として活動中。

X:@junmaruuuuu
note:junmaru228